小包中納言物語 - AS Loves Insects -

2Eギフテッドな蟲愛づる娘のホームエデュケーション

先生は教科書を理解しているのか?──蟲愛づる娘の素朴な疑問

「教科書を理解する」とはどういうことか?

どういう状態なら「教科書を理解している」といえるのか?

──という話を、娘とした。

続きを読む

「学校が死ぬほどつらい子は、いらっしゃい」のニュースに心温まるだけでよいのか?

ホームエデュケーションは、果たして本当に「逃げてもいい」の出口戦略たりうるのか?

前回の記事では、「外野から"逃げてもいい"と呼びかけるのはいいが、その先の責任は誰が取るのか」という問いを立て、もはや国レベルでは不登校は就学義務違反や問題行動とはみなされないことを、学校教育基法、教育機会確保法の制定、過去の判例、および文科省の通知を根拠に論じました。その上で、死ぬほど学校がつらいなら「ホームエデュケーション」として自宅その他で勉強するのも一つの選択肢であり、図書館を拠点とする「ライブラリ・スクーリング」を宣言した我が家の事例を紹介しました。

insects.hateblo.jp

9月に入り、今学期も順調にスタートした……かに思えました。

ところが、しばらくして事態は急転。ある朝「さあ今日も娘と図書館へ出かけよう」という矢先、突然アナフィラキシー・ショック様症状が増悪し、激しい嘔気でトイレに駆け込んだところまでは意識があるのですが、気がつくと「1、2の、3!」で救急隊員に搬送されている自分がいました。幸い、その日のうちに退院できたものの、医師によると「心因性のストレス反応」的な診断。「なにか心当たりがありますか?」と、聞かれましても、自分では何が何だか訳がわかりません。以来、今日に至るまで原因不明の体調不良が不気味に続いています。

続きを読む

僕らの名前を覚えてほしい「はじき」を知らない子供達さ

分かる人には分かる、分からない人には何のことかさっぱり分からないタイトルをつけてしまった前回の記事の続きです。

insects.hateblo.jp

普段からこうしてブログやTwitterなどで

【「くもわ」や「はじき」を使わずに教えて下さい】

と訴えていますが、

「くもわ」も「はじき」も使わないで、どうやって教えろと言うんですか? 

という返信も頂くのも事実です。

 

「どうやって?」と言われましても、「普通に教えて下さい」としか答えようがないのですが、もはや「くもわ」や「はじき」がデファクト・スタンダードとして算数教育会に定着しつつあるのかもしれません。「普通に」が「はじき」になってしまう時代です。

 

かくいう私も、速さと距離と時間の関係については、

定義により「速さ=距離/時間」なのだから、それぞれ移項して求めれば一発じゃん

ぐらいにしか考えてませんでした。

 

ところが、ハコフグさんにこと積分定数@sekibunnteisuu さんから次のようなご指摘を頂きました。

続きを読む

迫り来る「木の下のハゲじじい」に最大級の警戒を

毎年、年末年始になるとTwitter上に「掛算の答えは合っているのにバツにされた」とする子どものテストの写真がアップされて食傷気味ですが、東北大の黒木玄さん @genkuroki や積分定数さん @sekibunnteisuu らによる粘り強い啓蒙にもかかわらず、一向に収まる気配がありません。

それどころか、「足し算にも順序がある」から「等分除・包含除」「さくらんぼ算」「わの前ののの前!」に至ってはもはや何を言ってるのかさっぱり理解不能です。

 

続きを読む

人生初・蟲愛づる娘の学習机ついに購入

今まで我が家には娘の個室も、勉強机もありませんでした。

ここで「じつは個室や勉強机の所有率と子どもの成績とは反比例することが知られています」といった説得力のあるエビデンスの一つでも提示できてこそ、イクメンの嗜みというものなのでしょうが、あいにくこれは単なる親としての価値観の問題です。「よそはよそ、うちはうち」なのです。

 

続きを読む