小包中納言物語

2Eギフテッドな蟲愛づる娘のホームエデュケーション

スマホもタブレットも子ども任せにしたその後

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家に帰ると娘が泣きながらママにキレていた。
二人を引き離して一旦落ち着かせてから娘の話を聞くと

「4時間もかけて試験範囲の勉強全部終わらせたのに全然分かってくれない〜〜(ToT)」

足元に無造作に転がるスマイルゼミの正解率は、全て100%に塗り変わっていた。間違い直しも終えていた。

思い起こせば新学年になった先月、スマホタブレットもスマイルゼミでの勉強も、計画立案から時間配分まで、すべて本人に任せたのだった。

 

insects.hateblo.jp

 

しかし、スマイルゼミのサーバーから親宛に送られてくる進捗メールは数日に一回で遅々として進まず、それも十数分間取り組みましたという間欠泉のような報告のみ。学校に行かない/行けないで部屋で過ごす間にも何にどれだけ取り組んでいるか分からない。

当の娘自身はあくまで「中間テストまでには試験範囲のスマイルゼミを全部終わらせる」と主張。内心(¬_¬)⚪︎○◯(このペースだと間に合わないんじゃないかな?)と心配しつつも、親の側も一度本人の主体性に賭けた以上、いまさら前言を撤回して狼狽するような醜態を晒す訳には行かぬ。

そこでここはひとつ識者のご意見も伺いたく、発達障害不登校の子をもつ親御さんの集いの門を叩いてみた。

 www.instagram.com

たなかまひろ on Instagram: “今日は第46回ロカヒオープンデーでした。 今日は話題が豊富でしたね〜!! パパさんにはパパさんなりのお悩みもありますよね。 そんな時はロカヒに来てくださいね(頼りになるママさんたちがたくさんいますので☺️)…”

正解だった。アスペルガー傾向にある子どもの性質、中学生女子の特にホルモンバランスからくる体調や集中力の波、どれも私にとっては異世界の話である。諸先輩方が蓄積してきた経験知を、惜しむことなくシェアして下さった。

そもそも一過性の記憶を頼りに、決められた範囲のみに限定したテストで高得点を目指す定期試験対策ほど無意味な勉強はない。社会で生きていく頃には頭から抜けてるし、人格を形成する基礎教養として身につくわけでもないからだ。

 

などと思いを巡らせながら帰宅して玄関のドアを開けた時の光景が、冒頭の描写だったという訳である。そして翌日、中学に入って初めて定期テストを全教科受けて帰ってきた。

ディスレクシアの特性から漢字も書けないし、おそらくADの特性からケアレスミスも連発しているだろう。この際、点数が何点だとか通知表の評定が何段階だとか最早どうでもいい。娘は、やり切ったのだ。