教科書を理解する」とはどういうことか?
どういう状態なら「教科書を理解している」といえるのか?
──という話を、娘とした。
続きを読む前回の記事では、「外野から"逃げてもいい"と呼びかけるのはいいが、その先の責任は誰が取るのか」という問いを立て、もはや国レベルでは不登校は就学義務違反や問題行動とはみなされないことを、学校教育基法、教育機会確保法の制定、過去の判例、および文科省の通知を根拠に論じました。その上で、死ぬほど学校がつらいなら「ホームエデュケーション」として自宅その他で勉強するのも一つの選択肢であり、図書館を拠点とする「ライブラリ・スクーリング」を宣言した我が家の事例を紹介しました。
9月に入り、今学期も順調にスタートした……かに思えました。
ところが、しばらくして事態は急転。ある朝「さあ今日も娘と図書館へ出かけよう」という矢先、突然アナフィラキシー・ショック様症状が増悪し、激しい嘔気でトイレに駆け込んだところまでは意識があるのですが、気がつくと「1、2の、3!」で救急隊員に搬送されている自分がいました。幸い、その日のうちに退院できたものの、医師によると「心因性のストレス反応」的な診断。「なにか心当たりがありますか?」と、聞かれましても、自分では何が何だか訳がわかりません。以来、今日に至るまで原因不明の体調不良が不気味に続いています。
続きを読むもうすぐ二学期。学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。マンガもライトノベルもあるよ。一日いても誰も何も言わないよ。9月から学校へ行くくらいなら死んじゃおうと思ったら、逃げ場所に図書館も思い出してね。
— 鎌倉市図書館 (@kamakura_tosyok) 2015年8月26日
去年の秋以降ほとんど引きこもりだった娘も、この多くの反響を呼んだツイートに救われた一人です。
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